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2月19日の新聞によると、物質・材料研究機構は、

「サッカーボールに似た形をしている球状炭素分子（フラーレン）を集めて、立方体を作った。

分子が自然に集合して規則的な構造となる『自己組織化』と呼ぶ仕組みを活用した。

開発したのは有賀克彦ユニット長とロッククマール・スレスタ研究員ら。

60個の炭素原子でできたフラーレンを使った。」

と発表。

“ぬってか・ピカグラス”の正六方晶構造（70ﾅﾉ）も、実は『自己組織化』の仕組みを活用したものです。

『自己組織化』？・・・・・・・

雪の結晶も水の分子が集まり六角形を基本とし様々な形の結晶を作りますが、これも自己組織化といいます。

さらに、

「フラーレンの溶液に、アルコールと硝酸銀を混ぜると、立方体の粒子が自然にできて沈殿した。

のりの役割を果たす硝酸銀の分子がフラーレンを包み、結びつけたという。

立方体の一辺は20ﾅﾉ（10億分の1）～0.1ﾐﾘﾒｰﾄﾙで溶液の濃度や温度で調整できる。」
とのこと。

“ぬってか・ピカグラス”も有機ケイ素化合物がのりの役割を果たしており、六角網目状に規則正しく無機ケイ素化合物が並ぶ構造になっています。

『人と自然の調和を形に！』の理念の下、時代の先端をいく研究により出来た画期的な商品“ぬってか・ピカグラス”。

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