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スマートフォンやタブレット（多機能携帯端末）などの普及でいつでもネットとつながる環境が整うなか、「ネットの情報はタダ」という常識が変わりつつある。

メルマガ配信大手まぐまぐ（東京・渋谷）の有料サービスは3年間で購読者数が3倍の約7万5千人に増えた。

衆議院議員の河野太郎氏やライブドア創業者の堀江貴文氏ら著名な執筆者も多く、コンテンツ配信では際立って高い月額約760円にもかかわらず人気。

膨大な量の情報が行き交うネットでは情報の玉石混交が進んでおり、有料の情報が消費者をひきつける要因はその付加価値にある。

情報量の多いデジタルコンテンツを手軽に閲覧できるスマホやタブレットの普及により、雑誌を定期購読する感覚で有料メルマガなどを利用する人が増えている。

野村総合研究所によると、新聞・雑誌の電子コンテンツ市場は17年度に11年度比2.4倍の1294億円に拡大する見通しとの事。

ネット上の情報に課金することへの消費者の抵抗感が薄れるなか、優良な情報を求める消費者にとって、有料配信サービスの魅力は今後さらに高まっていきそうですネ！