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シャープは11月11日、独自の中小型用液晶パネル「ＩＧＺＯ（イグゾー）で、
フルハイビジョンの4倍の解像度となる「４Ｋ」画像を表示できる技術を開発と発表。

2016年の量産化を目指す。

高精細で低消費電力を両立することで、中国で需要の膨らむ高精細な中小型液晶市場を狙う。

中小型液晶は、2年前に東芝、日立製作所、ソニーの中小型液晶事業を統合して誕生した
ジャパンディスプレイ（ＪＤ）が世界シェアでトップを走るが、最近はシャープが猛追。

米調査会社ＮＰＤディスプレイサーチによると、
シャープ、ＪＤと韓国ＬＧディスプレイを合わせた上位３社のシェア（金額ベース）は、
2014年は昨年より５．３ポイント高い５０．８％に伸びる見通しで、
中国市場での高精細パネルを求める動きは今後も加速するとみられている。

シャープのＩＧＺＯは、タッチパネルの操作性の良さなどが評価されて供給先を増やしているが、
画像の解像度では最先端のパネルに劣っていた。

新しい中小型用液晶パネルが量産化されると、
スマートフォンやタブレット端末で「４Ｋ」の高解像度映像が楽しめるようになる。

ますます高精細化する液晶・・・・・

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